読書

最近のラノベ

最近、昔読んでいた小説のリバイバルが多い。それも、未完の作品が別レーベルで復刻するような形でだ。 自分が読んでいたものの中でも「タイタニア」「カラミティ・ナイト」「それ行け!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ」などなどいろいろ出ている。名作、良作なが…

放課後の魔術師5 スパイラル・メッセージ

久しぶりの読書日記。実はこの作品の作者もゲーマーで、毎回小ネタにボドゲの描写を入れてくる。今回はクイズ形式で登場したゲームを当てろ、というものだったので回答してみる。 上から登場順に 「ズーロレット」 「カタン」 「レースフォーザギャラクシー…

マニアックなライトノベルネタ

今回は10年以上前からラノベ読みですよ、という人(の一部)にしか通用しないネタ。 今、「高瀬彼方」が面白い(笑) この作者、チョー寡作な小説家ながら、しっかりした文章と情け容赦無い設定で主人公を追い詰めまくる、個人的「作者買いリスト作家」の一人…

図書館戦争

タイトルと設定は以前から気になっていたが、基本的にハードカバーの本は読まないので手をつけていなかったシリーズ。最近こちらでもアニメ版が放映され、これとwebラジオが面白かったので手を出してみた。……そのまま「危機」、「内乱」、「革命」、外伝まで…

「インシテミル」/米澤穂信

というわけで立て続けに読んだ、今週の米澤穂信第二弾。こちらは他の作品と関連性のない独立作品で、「遠まわりする雛」とは対照的に、人の死にまくる殺人ゲーム系の推理小説だ。 とある求人誌に載せられたアルバイト。何の変哲もない広告に見えたそれは、一…

「遠まわりする雛」/米澤穂信

普段は文庫本や漫画ばかり読んでいる自分だが(収納や経済的事情もあるし)、ハードカバーその他の形式でも読みたい作家は何人かいる。そのうちの一人が米澤穂信だ。毎日本屋に通ってはいても、チェックしていない場所の本には全く気付かない。最近見ないな…

べしゃり暮らし

「ろくでなしブルース」でお馴染み(って古いなオイ)、森田まさのりの新作。週刊ジャンプで連載していた時はたまに読む程度だったが、だんだん面白くなっていよいよ、というところで突然の連載終了。残念に思っていたら、青年誌に移って再開されるとのこと…

はやて×ブレード(林家志弦/電撃コミックス)

バランスをとるために(?)、硬めの本と緩めの本を紹介してみる(笑) 「×」の部分は「クロス」と読む。同人などのカップリング記号に見えた人には・・・実はこの本をオススメします(笑)全寮制の巨大女学園。そこに通うのは、剣の道を極め、己の目的に向…

暗号解読(上・下) サイモン・シン/新潮社

暗号の原理と発展、解読の歴史を分かりやすく解説した作品。ただの知識本かというとそうではなく、暗号に関わった人のエピソードなどを交えながらの解説で、とても面白かった。単純な暗号の説明だけではなく、その構造や解読の手順まで事細かに記されている…

復活の地

小川一水の、震災復興モノとでも言うようなSF。 皇族の支配する惑星、レンカの首都で大規模な地震が発生。議会も公的機関も壊滅状態の中、官僚である主人公が首都の復興を目指す。これに民族問題、皇族と政治、他星との交流と、あれこれの要素が絡み合いな…