妖怪つみつみショーギ その2

このゲーム、勝利条件は2つある。一つ目は「敵の駒を6つ倒す」ことで、もう一つは「王将を全て倒す」こと。もちろんどちらも狙えるのだが、基本方針は決めておいた方が戦いやすい。どちらがより勝ちやすい方法だろう?

まず「敵を6つ倒す」には、当然より強い駒を入れて、たくさんダメージを与えれば良い。「うんがい三面鏡」や「花さか爺」で復活されることもあるが、それも倒してしまえば問題ない。シンプルなだけに戦略もわかりやすい。
当然相手もわかっているので殴り合いになるだろう。より強い駒、効率の良い駒を展開し、バトルする。こちらはこのゲームの「王道」な勝ち方と言える。のかな?

次に「王将を全て倒す」方だが、こちらは少し複雑だ。たった3回攻撃を通せば良いだけなのだが、その分難点も多い。
まず、王将狙いとバレると相手は当然妨害してくる。それをかいくぐるためには敵の排除も必要だ。つまり、敵の駒を倒しながら王将も狙わなければならない。目標が分散しやすいのだ。
また、王将駒も手元に戻ればコストとして使える。つまり、相手の駒が増えてしまうのだ。更に妖怪駒がやられると手持ちの駒は減ってしまう。駒の差はそのまま戦力の差に繋がる。序盤は良いが、後半になるとこの不利は痛い。
こう考えると、王将狙いは短期決戦型の編成が向いている、と言えそうだ。

個人的には王将狙いが好きなのだが、第一弾のリストを眺めてみると王将狙いに向いた駒が少ないように感じる。射程2を持つ「キュウビ」、王将への道を作る「にんぎょ/八百比丘尼」「イケメン犬」、低レベル高移動力の「ホノボーノ」あたりは良さそうだが、それだけでは難しい。短期決戦型王将狙いデッキは、次弾以降を待った方が良いかもしれない。

すると第三の選択肢として考えられるのは、「普通に戦いつつ、王将も狙うデッキ」。つまり、両方狙いだw 当然プレイングは難しくなるが、後半王将が残り1枚のときに射程2を持つ駒が出てきたときのプレッシャーはかなりのものだ。殴り合いデッキにお守りのキュウビ1枚、これだけで戦闘の選択肢は拡がるだろう。

基本セットのデッキで遊んだばかりで、まだ強デッキ、強駒はわからないが、とりあえず「キュウビ」を推しておく。これが基本のセットにかならず入っているのだから、お買い得ですよw