Android;NETRUNNER アイデンティティ(企業側)

Android;NETRUNNER アイデンティティ

HAAS-BIOROID
バイオロイドというからには医療工学系の企業だろうか。特殊効果は「毎ターン、カードをインストールしたら、初回に1クレジット得る。」汎用性の高い便利な効果で、オーソドックスな(金にものを言わせる)企業デッキ。この企業のアイスはパワーは高いが、ランナーはアクションを消費するとサブルーチンを破壊できる。強力だが隙のある大企業というか感じか?
「BIOTIC LABOR」コスト4。金の力でそのターンのアクション回数を増やせる。インストールしたアジェンダを即座に達成するのが一般的な使い方だろう。理不尽な企業パワーがいかにもネットランナーという感じだw

JINTEKI
フレーバーにヒューマンタッチとか書いてあるから(どこかで聞いたフレーズだが)「人的」か? しかし内容は「人敵」って感じの企業。効果は「アジェンダを達成するか盗まれたら、ネットダメージ1点を与える。」完全なダメージ型デッキ。アイスはほとんどがネットダメージを与え、その他にもアンブッシュ(罠)カードが多い。アジェンダ達成よりは、ランナーの手札を破壊して勝つ過激な企業だ。

「ZAIBATU LOYALTY」コスト1だがカードの公開を防ぐ効果を持つ。アンブッシュでランナーをハメたい企業には是非とも欲しいカードだ。

NBN
いろいろ名前の由来は変わったらしいが、とにかくニュースだかネットワークだかの企業。その名の通り情報系に強く、効果は「トレースに使用できるクレジット2を持つ(毎ターン使用可)」とにかくトレースしてランナーの正体を暴く企業だ。この企業のアイスはサブルーチン以外にランナーにクレジットを支払わせたり、タグを付けたりと地味ながら有効な効果を持つ。

「CLOSED ACCOUNTS」口座の閉鎖。タグの付いたランナーの所持クレジットを0にする。制限付きながら、この理不尽な企業パワーがやはりネットランナーらしいw

WEYLAND CONSORTIUM
とにかく悪い企業。基本セットの中で唯一、バッドパブリシティ(悪評)ポイントを得るカードがあることからも間違いないw カードは癖があるが、強力な効果を持つ。基本セット中では最もテクニカルなデッキだろう。効果は「トランザクションのオペレーションを使用すると1クレジット得る」該当カードは6枚しかなく、正直弱い効果だが、構成カードの強さでバランスを取っているのだろう。この企業のアイスは進行させることでストレングスを強化できる。相手によっては有効だが、その手間をかける価値があるかは不明だ。また達成したアジェンダを破棄して公開できる強力なカードもある。下記の1点アジェンダとのコンボ用だろう。

「HOSTILE TAKEOVER」わずか2で達成できるアジェンダ。ポイントは1だが、7クレジット(と、悪評ポイント)がついてくる。達成は容易だし、ランナーに取られてもダメージは少ない。企業の悪辣さがにじみ出ているカードだw

無色カード
無色カードはどのデッキにも合う
ように、収入、防衛、攻撃とバランスよく構成されている。逆に自分でデッキを組む場合、まずはここから不要なカードを抜くのが基本だろう。
アイスは3種あり、比較的安価で高ストレングスだが、サブルーチンの効果はおとなしい。
アジェンダは3点と2点が3枚づつ。アイスの無料公開は嬉しいが、肉体ダメージを与えるカードはちと使いにくい。
オペレーションとアセットはいずれも収入に関するもの。しょじクレジットが生命線の企業にとっては重要なカードだ。