日曜日ゲーム会 その1

前回遊びきれなかったゲームを試してみたくて連続開催。しかも某店で新たに2つのゲームが入ってきた。しかし急用が入ったりいろいろあって、集まれたのはKAZ、ゆう、YOU-YAの3人だけ。先行き不安な状態でスタート。
「アロザ殺人事件」7階建てのビルで殺人事件が! 証拠を探して犯人を「決めろ」というゲーム。テーマだけ聞くと昔懐かしの「クルー」を思い出すが、全く違うアクション系?ゲームだ。
まずはマトリョーシカのような箱を縦に積み上げて7階建てのビルを作る。箱には上に穴が空いていて、ここから被害者のキューブと、各プレイヤーの証拠キューブを放り込む。すると中で落下していき、どこかで引っかかって止まる。それを音で推理して、何階にキューブがあるかを探していくゲームだ。
実際やってみるとわかるが、音だけでどこにあるかを探すのはなかなか難しい。だいたいどの辺りというのは予想がつくが、結構ズレていることが多いし、毎回出てきたキューブを上から再投入するので更にわからなくなる。カンや希望的観測で捜索し、失敗して自分のキューブを追加する羽目になる(笑)
投入するときに耳をすませて……というよりは、ワイワイ騒ぎながら楽しむタイプのゲーム。手軽さとゲーム性のバランスが良く、本日の新作の中では最も評価の高かったゲームだ。(KAZ2勝)
ネス湖ネッシーの写真を撮るために、ジャーナリストが湖岸に集まるというゲーム。プレイヤーのうち3人が1〜5のカードを出し、その合計分ネッシーが移動する。そこを推理してカメラを移動させ、当たれば得点、ピッタリの位置ならボーナスの写真カードが貰えるというわけだ。
もちろんルールはそれだけではない。各プレイヤーはパブや写真館などの施設を利用して、得点やカメラを増やしたり、他プレイヤーが出したカードを見たりすることができる。
今回はプレイヤーが3人だったので、毎回移動カードを出していたが、これが出せない場合はかなり厳しい。他プレイヤーの予想に乗っかりながら場所を取るしかないだろう。一度出したカードを縛るオプションルールもあったが、どちらかと言うと直感と読み合いのゲームだろう。短時間で勝負がつくコンパクトなゲームだが、もう一味欲しかったな〜という感じ。「アロザ」の後だっただけに、もう少し歯ごたえのあるゲームが良かったのかも。(YOU-YA1勝)
「ザバンドールの鉱山」ドワーフの王を決める特殊カード系競りゲーム。4つのトロッコの山から出てくる宝石カードを使い、各宝石の山から出てくるドワーフや宝物カードを競り落とす。カードは宝石を消費してレベルアップさせると、追加でカードを引いたり特殊効果を得ることができる。そうして得られた宝石カードで……という感じで拡大していくゲームだ。
ロッコの山から出てくる宝石はだいたい決まっていて、たまに違う宝石が混じるが、枚数は変わらない。そのためトータルの宝石数にそんなに違いは出ない。そのカードで競りをするのだが、3枚以上出せば特典カードを得られるのでそれ以上のカードをどこまで出せるか、という勝負になるわけだ。
全員が序盤で巻物(使いきりのドロー強化)を使い、特典カードをゲット。しかしそこでカードの引きを強化できたプレイヤーとできなかったプレイヤーの差が出てしまい、徐々に差がついていった感じのゲームだった。ある程度カードを把握して、また積極的に交換して特典カードを取っていけば面白くなりそうだ。残念ながら初回では堪能しきれなかったが、カードのレベルアップや競りの(カード回収)ルールはなかなか面白い。評価は次プレイまで保留〜(YOU-YA1勝)