日曜日ゲーム会 その2

忘れてた(笑)今回の参加者はKAZ、きりすき、DEE、ゆう、YOU-YAの5名。
コンスタンチノープル」(ゆう1勝)

「キャット&チョコレート」猫というだけで嫁が衝動買いしたゲーム(笑)
日本製のカードゲームで、「ディクシット」や「ワンスアポンアタイム」辺りに似た印象の語り系ゲームだ。プレイヤーは超常現象の起こる屋敷に潜入した組織の人間になり、イベントカードで指示された危機を、手持ちのアイテムでいかに逃れるかを説明しなければならない。鍋のフタで飛んできたナイフを受け止めたり、幽霊にチョコレートを投げつけたりするわけだ。
それを他のプレイヤーが判定し、評価が良ければ得点できる。
評価を公平にするために非公開のチーム性になっていたり、使用するアイテム数が変化したりはするが基本的にはプレイヤーのノリが重視されるパーティーゲームに近いものだ。(結社チーム1勝 KAZ&きりすき&DEE)
「サンダーストーン」最近では「デッキ構築型カードゲーム」と呼ばれている、「ドミニオン」系のゲームだ。ファンタジーRPG風味の味付けで、冒険者とアイテムでモンスターを倒すというベタなものだ。
ドミニオンとの違いは、「村に行く(カード購入)」と「ダンジョンに行く(モンスターを倒し、勝利点と経験点を得る)」を分けたところ。手番ではどちらかのアクションを選択して行うことになる。
またドロー系のカードが少なく、アクション数の制限が無いので行動がわかりやすくなっている。手札を全て公開し、手持ちのコインで購入するか、戦力でモンスターに挑むか。シンプルな分、慣れればテンポの良いゲームになりそうだ。
難点は、公開されるモンスターによって落差が激しいところ。今回は中盤から「魔法攻撃しか効かない」というモンスターが入り口に居座り、手出しできなくなってしまった。一度戦闘すれば負けてもいなくなるのだが、それで手番を無駄にするのも馬鹿らしい。かくしてダンジョン奥地のモンスターが狩られていく展開となった。
正直今回は微妙な空気になったが、モンスターの種類やキャラクターのレベルアップ、アイテムにコインを含めてしまったアイディアなど、ゲームとしてのポテンシャルは悪くないと思った。他の「ドミニオン系ゲーム」が元祖にゴテゴテと足していく形式だった中、引くところは引いて、またオリジナルのバランスで勝負しているところは好感が持てる。カードデータが増えて、シンプルな「ドミニオンの面白さ」には及ばないが、一応異なるゲームとして成立していると言っていいだろう。初回の経験を踏まえてもう一度遊んでから評価してみたい。(KAZ1勝)