日曜日ゲーム会 その2

「ばるば☆ろっさ」ボドゲでは有名な粘土の造形ゲーム……ではなく、アークライトが出した萌え系ドミニオンの3作目だ。第二次大戦のドイツ辺りを扱っているようだが、詳しくないので不明(笑)
というわけでルールのベースはドミニオン。「くにとりっ」同様に戦闘の要素が加わっている。こちらはプレイヤー間ではなく、攻略目標(陣地とか都市とか)のカードを獲得するために戦闘を行うようになっている。平たく言うと、コイン以外に得点カードを買うための戦力ポイント/コストが追加されたということだ。
戦闘がメインなのでカード構成もそれに準じている。兵隊や戦車のカードを「配備(場に置く)」して、それを「消耗(タップ)」したり、捨て札にすることで戦力ポイントを産み出す。使うとサプライに戻るカードも多用されていて、デッキが増えていくのではなく、場に置くカードを増やしていくゲームになっている。
一度遊んでみた感じでは、歩兵デッキ(安い兵隊を並べるウィニー型)と戦車デッキ(高コスト、2アクション必要な戦車を運用する大型)の2パターンが中心になりそうだ。カードを把握していなかったので時間がかかったが、3人くらいで遊ぶと、重めのドミニオン型ゲームとしてそこそこ面白そうだ。プレイヤー間の戦力差が問題になる「くにとりっ」と違い、後半の収束性は良さそうだ。デッキ型ゲームとしてドミニオンの亜流ではあるが、それなりに独自色もあるので、萌え絵に抵抗の無い人なら一度遊んでみても良いかも(笑)(ゆう1勝)