日曜日ゲーム会 その1

いつものゲーム会……ではあるが、今回は途中参加者や用があって途中で帰る者もいて、めまぐるしい1日だった。忙しい状態でも遊びに来てくれる友人に感謝だ。
エンデバー」本日の新作。某所からテストプレイの為に借りてきたものだ。
プレイヤーは個別のボードを持ち、自分の帝国を拡大するために世界各地に交易や占領、攻撃を行うというタイプのゲーム。帝国には4つの能力を持ち、これらを上昇させるチップや建物、カードを獲得していく。各能力は得点にも直結しているので、バランス良く成長させていかなければならない。
チップは成長効果は並だが、得点や各地の勢力争いの基準になるから最も重要な要素だ。建物は毎ターン1つづつしか建てられないが、プレイヤーのアクション数と種類に直結しているので慎重な選択が必要になる。カードは大きな成長が見込めるが、所持できる上限が決まっているので疎かにできない。
ゲームは7ラウンド。最初は実質1アクションしかできないが、建物や人口が増えるにつれて加速度的に選択肢が増えていく。世界は6つの地域に別れていて、開発の手を伸ばすにはまず交易ルートを確立し、順次占領や攻撃を行っていく(笑)
プレイ人数は3〜5人。今回の参加者はきりすき、DEE、ゆう、YOU-YAの4名。自分は交易優先で、効果の高い長官カードを狙って動いた。きりすきとゆうはカードドロー優先で、中盤の成長度合いがとんでもない。DEEは占領と攻撃重視で、都市と都市間の接続ボーナスを狙って動いていた。最終的には全員が50点台で僅差の勝負となったが、ぎりぎり勝つことができた。
重いゲームではあるが、全てのアクションがチップとタイルのやりとりなので簡略化されているし、慣れればスピーディーに進行できそう。反面ボード上にチップを配置したり、カードを順番に置いたりとゲーム前後の準備が大変なゲームだ。個人的にはなかなか面白いゲームで、状況に応じた戦略をあれこれ楽しめる良ゲームだと思う。世界征服のための交易から戦争、帝国の成長と、3〜4時間はかかりそうなテーマを上手く半分程度に圧縮している。ヘビーゲーマーに人気なのも頷ける。片付けやセットアップの手間を惜しまない人にはオススメだ(笑)(YOU-YA1勝)