スーパーロボット大戦Z

毎度おなじみのスパロボ。当然発売日から即購入して遊んでいるのだが、今回は「第○次〜」のストーリーを継承しない、新しいシリーズになってる。というわけで、参戦作品も一新、新顔や最近見なかったものが中心に、かなりの数が揃っている。
まず遊んで気付くのは、画面の美しさ。プラットフォームは以前と変わらぬPS2なのだが、アニメーションやカットインが更に綺麗になっている。TV版とは違う、劇場版Zガンダムのキャラがよくわかる(笑) 演出も細かくて、対地と対空の攻撃で射角が違ったり、攻撃法が変わるものまで用意されている(殴りと岩投げとか)。
システムで目新しいのは、3機で1小隊となるトライバトルシステム。以前の小隊システムでは編成が面倒だったが、そこを簡単にしながら、フォーメーションを切り替えることで敵に対応する、戦術的にも面白いシステムになっている。この手のシステムの利点は、単機ではあまり使わないサブキャラも部隊に組み込めるところだろう。今までの作品では登場しなかったキャラが参戦し、実用キャラとして使えるのが嬉しいところだ。
ちなみに現在、男主人公の25話。今回は男がスーパー系、女がリアル系の2ルートで、キングゲイナーザブングルの入った男ルートを迷わず選択した。オリジナル主人公は「熱い」ではなく「暑苦しい」がキャッチフレーズの濃いオヤジだが、これも見慣れてくるとなかなか面白い(笑) このレベルになっても「熱血」の無い、精神コマンド偏重でないバランスもなかなか好印象。しばらくは寝不足の日々が続きそうだ。