アグリコラ

「ねんがんの アグリコラを てにいれたぞ!」というわけで、1年前からマークしていた大作ボードゲームをようやく入手した。その間に巷(ボドゲ界(笑))では話題沸騰、ネット上のランキングでも、プエルトリコを抜いてトップに収まるなど、予想を上回る盛り上がりを見せている。
ゲームは各自がボードを持ち、自分の農地を開発する箱庭系のゲーム。木材や粘土、小麦や羊、牛などの資材を獲得し、畑や家を作り、家族を増やして農場を発展させていく。
この辺りは普通の開発系ゲームだが、強烈なのは各人が引く、「職業カード」と「小さな進歩カード」と呼ばれるもの。ゲーム開始時にそれぞれ7枚づつ配られ、コストを払って使用すると、様々な特殊効果が得られるというもの。このカードが300枚以上あり、しかも全て別のカードという凝りようだ。このカードによって開発の方向性が変わってくるので、何度遊んでも違った展開が楽しめる。
ゲーム中はラウンド毎の行動カード以外にランダム要素はなく、プレイヤーの思考や駆け引きが重要になる。かっちりとした作りのゲームだけに、カードが強烈なアクセントになっているわけだ。
言語依存が激しいので一晩でルートと一部のカード訳を作成し、首っ引きで遊んでみた。かなり時間はかかったが、それでも充分に密度の濃いゲームを楽しむことができた。かなりのゲーマー向けゲームだが、確かに面白い。次回までにはカードに訳を付けて、快適に遊べる状態にしておこう。(YOU-YA1勝)