コードオメガ

続いて、某所からテストを依頼された新作がこのゲーム。見た目はカラフルなボードとバーが並び、派手ではあるが記号ばかりで単調な印象もある。アブストラクト系には向かないメンバーなので、ちょっと危ぶみながらもゲーム開始。
ゲームは単純明快。各自が問題の書かれたボードと、色とりどりのバーを持つ。ダイスを振って問題を決め、砂時計を返したらゲーム開始だ。問題のボードには3本ないし4本のバーと、その置き場を指定する目盛りがある。プレイヤーはそこに指定されたバーを配置し、バーに書かれた黒い線が、一列に並ぶように組み合わせを考えていく。
話だけ聞くと難しそうだが、何のことはない、綺麗に線が揃うようにバーを動かしていくアクションゲームだ。3本のバーなら組み合わせは単純計算で48通り。ちょっとしたコツはあるが、適当に順列組み合わせを試していくだけでもなんとかなるものだ。4本になるとパターン数は8倍になるので、一筋縄ではいかなくなる。今回は上がり前の人は4本でチャレンジすることにした。
得点計算にも一ひねりあって、遅くても問題ができれば得点できるし、ダイスを使って運次第のところもあるから手の遅い人でも勝ち目はある。運と思考、手先のバランスの取れた良ゲームだった。実際、予想以上に良かったので、花見の後にもう一度集まって1ゲーム遊んだくらいだ。
ネックと言えば、コンポーネントがしっかりしているためにお値段もそこそこかかるくらいか(笑) メビウス便で届いているようなので、遊べる環境の人には一度試して貰いたいオススメのゲームだ。(YOU-YA二勝)