メイクンブレイク ミニ

こちらもコードオメガ同様、アクション系のゲーム。パッケージを小型化し、一部ルームが変わってミニバージョンになったゲームだ。
こちらは同時プレイではなく、一人づつプレイしていくタイプ。プレイヤーは問題カードをめくり、そこに指示された通りに色とりどりのブロックを積み上げて形を作り、できたら壊して次の問題に移る。タイトル通り、作っては壊しを繰り返すゲームだ。別名、アクション積み木(笑)
ミニバージョンで変わり、最大の特徴になっているのが時間管理のルームだ。砂時計ではなくダイスが一つ付いていて、別のプレイヤーがスタートと同時にこれを振ってカウントしていく。出目の合計が一定値を越えたらラウンド終了だ。簡単なようだが、実はこのダイス、半分は空白という変則ダイスで、なかなかカウントが進まない。慌てて振るとテーブルから落ちたりと、待ち時間でもなかなか盛り上がる。公平性よりもゲームの楽しさを重視した、なかなか斬新な好ルールだ。
コンポーネントは小さいながらもしっかりしているし、値段もお手頃なのが嬉しいところ。純粋にゲームの評価ではコードオメガに軍配が上がるが、コストパフォーマンスではこちらといったところかな。実際、どちらも自信を持ってお勧めできるゲームだ。(KAZ一勝、ゆう一勝)