六門RPG2nd

召還獣と同時攻撃、貧乏くささがウリの(笑)六門が、セカンドエディションになって帰ってきた。以前から好きなシステムだったので楽しみにしていたが、期待を裏切らない出来だった。

前作と比べて、まずルールブックの見やすさが格段に良くなっている。スキルや魔法は種類別に見開きにまとめられ、モンスターデータも1ページに収まる綺麗なフォーマットになっている。このあたりのレイアウトはようやくFEARに追いついたか、といった感じだが(笑)

システム面ではまず、行為判定が変わった。ここを変えたら別ゲーム、という気もするが(笑)、前作のテイストはそのままに、いちいち表を参照しなくて良いスピーディーなものになった。これに伴って技能の重要度が増し、判定の安定性が高くなった気がする。

戦闘面では両手持ち、騎乗など攻撃面が強化され、前作以上に「数は力」な面が高くなっている。逆に魔法は防御的なものの使い勝手が良くなっており、「殴って攻撃、魔法で防御」が基本になるかな。

召還獣のデータも整理されていて、モンスターの固有クラス、モンスター用クラス、人間用クラスの3種類から、モンスターの性格に合ったものを選択して成長させる形になっている。人間並みに豊富な選択肢があるので、サモナーは(一度に使える数は減ったが)成長が更に楽しみになった。状況に応じての使い分けが重要になるかな。

未プレイなのでバランスは不明だが、今まで以上に一撃必殺な感じがする。今の時代に対応したT&Tとして(笑)、来週のセッションと次のサプリメントが楽しみだ。