フラッシュポイント

ボドゲ会ではないが、TRPGで人が集まったときに遊んでみた。参加者は5人。
フラッシュポイント」は最近流行の協力型ゲームだ。火災現場に踏み込んだレスキュー隊になり、延焼を食い止めながら現場に残された要救助者を救出していく。
プレイヤーは手持ちのアクションポイントを消費してマップ内を移動し、火を消しとめ、時には壁を破壊して救出ルートを作る。その後ダイスで決められた場所で火が起こり、時には爆発して延焼する。10人中7人を救出出来ればプレイヤーの勝利。被害者が増えたり、建物がダメージを受けすぎて倒壊したら敗北だ。
協力ゲーの火付け役、「パンデミック」「禁断の島」と比べて、イベントがカードではなくダイスなので気分的にはゆるい感じだ。ただし通常ゲームでは高温点や危険物による連鎖爆発も起こるので、ダイス次第でいきなり詰む可能性はある。
通常ゲームでは役割カードもあり、通常よりAPの高い一般隊員や他人を動かせる指揮官、消火は苦手だが救助者を手当できる看護師などを選択できる。特長を活かしてチームワークで救助活動を行うというのはなかなか面白い感覚だった。
簡単なファミリーゲームでは救出クリア、通常ゲームでは倒壊エンドだったが、なかなか好評だったと思う。プレイヤーのアクションの後に「点火」するのは協力ゲームのお約束だがマッチポンプ的な感じではあるが(笑)
カードなどは無く、全て公開情報なのでシステムは分かりやすい。ボドゲ初心者を含めたゲーム会にお薦めの作品だ。