5弾感想 その2

エンパイア
「パワーローダー・クシナダ
今回のデザイナーズフィギュア。3レベルで装甲+歩行2、更に嫌な効果の多い登場時効果をコスト無しで無効化してくれるのは大きい。コイン効果は相方が微妙なので軽視されがちだが、単体で使っても2ターンで城ブレイクを狙える。109や4WDに次ぐ軽量城ブレイクフィギュアとなれるか。
「強欲のアワリティア」
7大罪シリーズは今回一気に3人が参戦。嬉しいような、終わりが近いようにも思えて淋しいような。とりあえず4人目の強欲さんはバンクのコインを獲得する能力。序盤戦に出して展開力を上げるためのフィギュアだ。そのために4レベルはやや重い気がするが、2連撃もあるので殲滅能力は及第か。コイン効果が意味を持つのは序盤ビャッコ以後の環境でこのフィギュアがどのような位置付けになるか気になるところ。
「色欲のルクスリア」
大罪シリーズ5人目は色欲さん。強烈なコイン効果で相手を縛り、しかも本人は攻撃自動効果無効で生存能力も高い優秀なフィギュア。しかしコイン効果のコストが高いので、有効に使うなら回復役が必須だ。色欲+回復役で4〜6コインを縛られるので、残るコインで活躍できるフィギュアが必須。相方はやはり傲慢さんこと新ダーク・クレセントだろうか。
「傲慢のスペルビア」
パワーアップした新クレセントは5レベル3連撃。更に城ブレイク能力も強化されてエースフィギュアにふさわしい能力になった。3連撃でのクレセント斬り成功率は42%くらい。なかなか期待の持てる確率だろう(過信はできないが)。反面今回も数が増えた装甲&攻撃自動効果無効か厄介だ。殲滅フィギュアとして使うなら高ダメージを持つフィギュアも投入しておきたい。
「シークレット」
今回のシークレットは5レベル歩行2、装甲1&射程2を持つ優秀なフィギュアだが、最も重要なのはそのコイン効果だ。行動を巻き戻すということは、単純に考えてダイスの振りなおしができる。更に城ブレイク時に、公開された城コインを見てから攻撃できるということだ。これは城ブレイクに関してとても強力な効果だ。例えば「対城2ダメ」を持つフィギュアがどのタイミングで攻撃するかによって、城コインを削る枚数が変わってくることはプレイヤーなら実感できるだろう。更には名前に「メタル」が入っているようなのでケロメタルとのコンボも期待できる。

ガイア
「バリキウロス」
2レベルにしておくのがもったいない程、造形とペイントに気合いの入ったフィギュア。自動効果はガイア待望の「味方プッシュ」。サポートフィギュアとしては手頃なレベルで、コイン効果で2ダメが付くのもお得な感じだ。機動力不足が叫ばれてきたガイアの福音となるだろうか。サポートフィギュアの多いガイアだけに相方になやむところだが、やはり新獅子王だろう。
「トカゲ魔術師」
新たなトカゲ族フィギュアはやはり、トカゲ族の移動をサポートしてくれるフィギュア。これでトカゲ族には射程も機動力もダメージ能力も揃い、クラウン効果で命中率も安心だ! ……とはいえ、それだけトカゲを揃えてしまうと打たれ弱さが目立ち過ぎる。弓兵と組んで城ブレイクを狙ってみる……か?(笑)
「白亜王」
噂の恐竜キングは盤面のどこからでも城ブレイクができる。がしかし、さすがに条件もコストも厳し過ぎる。あるかないかわからない相手のクラウンを期待するのはリスキーだし、かといって自力で揃えるのはフィギュア的にもコイン的にも厳しい。ジョーカールール採用時に奇襲的に狙えるかどうか。相手のクラウンフィギュアの牽制にするなら、最低3体のクラウンを用意しておこう。
獅子王
新たな獅子王はバトルブレイク初のレベル7&自動4ダメ。コイン効果も含めると殲滅能力は他の追随を許さない。しかしそれだけでは勝てないのがバトルブレイクだ。コイン7枚を出す大変さは多くのプレイヤーが実感できるだろう。しかしそのハードルさえクリアすれば、コントロールしやすいコイン効果も含めてかなり強力なフィギュアだ。コイン供給の強欲、直接ダメージ効果を牽制できる色欲、暴食、更には看護兵を持つエンパイアとは相性が良さそうだ。