第三弾のフィギュア感想 その2

エンパイア
「モアイ・キャノン」
飛行2、射程2を持つパワフルなレベル1。城ブレイクフィギュアとして序盤に使えそう……な能力を持つが、これがなかなか難しい。第一弾環境で城ブレイクデッキを作った人なら解るだろうが、「スフィン-X」は意外と城までたどり着けない。移動力2では3ターンかけないと城ブレイクできないからだ。1レベルなので殲滅に使えないのは自明として、これは完全に「5段ロケット」のお供として考えるべきだろう。今は「黄単射撃城ブレイク」デッキの専用パーツとして見ている。
「看護兵」
新能力「回復」を持つ支援フィギュア。低レベルなので他のフィギュアとのコンボを組みやすいのがパール兄さんとの違いだ。まず思い付くのは「アリアドネ」とのガイア支援コンボや、「クレセント隊長」「憤怒のイラ」とのエンパイア殲滅コンボだ。コインの数に上限があるこのゲームで、この能力は強力だ。いろいろ試して有効なコンボを模索していきたい。
「嫉妬のインヴィディア」
エンパイア系殲滅デッキとして、「クレセント隊長」や「憤怒のイラ」の相棒となりそうなフィギュア。高レベルフィギュアが複数積まれている現環境でこの能力は無駄にならないだろう。「不死フェニックス」の「復活」も出撃扱いなので、フェニックスキラーとして活躍できるかも。
「5段ロケット T-50」
射程を持つエンパイアフィギュアを移動させる「一斉射撃」を持ったフィギュア。レベルが高いので、前線に出すか後方で能力を連発するかはなやみどころだろう。「バズーカ歩兵」「ビーム歩兵」「ガンレッガー」「モアイ・キャノン」の4体が現在のコンビ候補。「ピーコック・ペガサス」と合わせての超移動コンボもありうるか?

ガイア
「モッチー」
低レベルでプッシュを持つガイアの支援フィギュア。「トリヤマロボ」「ウィンドリアン」の対策として使える他、3マスプッシュをうまく使えば「甲蟲王」の対処も可能。攻撃的に使うなら、鈍足な仲間の前に敵をトスする要員としても利用可能だ。直接的なコンボとしてよりは、相手の動きに対応して使う必要のあるテクニカルなフィギュアだ。
「B・シャモン」
全ての能力がクァール対策になっているアンチクァールフィギュア。「突撃2」&「装甲無効」は「甲蟲王」対策に、「シャモ・チャージ」は「不死フェニックス」対策として有効だ。他にも飛行能力を持つフィギュアは多いので、安定した殲滅用フィギュアとして使えそうだ。レベル的にも「ポストクロウテング」といったイメージ。
ドーベルマン
こちらは対城ブレイク能力を持ったフィギュア。「ヒナモグ」「アダムス調査隊(シークレット)」対策としての「潜伏無効」を持ち、コイン効果は城脇に張り付いた「アビリティDEX」「甲蟲王」を排除できる。殲滅デッキとしては必須フィギュアになるかもしれない。「モッチー」とのコンボで敵を城脇に運び、大ダメージを与えるコンボも面白い。
シュレーディンガー
萌えない猫。鈍足が(文字通り)脚を引っ張り、イマイチ評価できない。コイン効果も自信が高レベルなせいでメリットよりデメリットが目立ってしまう。対「ピーコック・ペガサス」に使えば命中率は上がるが、追い付けるかどうかが不明。とりあえず「アリアドネ」「アルジャーノン」「モッチー」と支援を受ければ使えるが、現時点では封印されそうな予感が(笑)