日曜セッション 6/13

例によってセッションのあとのゲーム。今回は新作の試遊会ってな感じだった。参加者は黒N、ちき、ぱぅ、RAN、ゆう、YOU-YAの6名。
「アラカルト」お料理アクションゲームとして評価の高かったゲームのリメイク。4人までのゲームなのでダイスでチーム分けをして、ちき&ぱぅチーム、ゆう&YOU-YAチームとして遊んでみた。
まるでままごとのようなフライパンとコンロ、スパイスの瓶。これを使ってレシピ通りの料理を作るのがゲームの目的だ。スパイスは4種類あるが、中にはスパイス以外に塩も混じっている。これをフライパンの上でひっくり返してスパイスを出すのだが、このスパイスがいびつな形をしていて思ったように出てこない。同じようにやっても全く出てこないときもあれば、ざらざらと落ちてくるときもある。更に火加減はダイス任せで、他プレイヤーの妨害もあってなかなか思った通りにならない。駆け引きや手先の器用さよりも、雰囲気を楽しむパーティーゲームのような感じだ。
これはゲームのルールが云々ではなく、スパイス瓶のアイディアの勝利だろう。自爆や妨害で失敗料理が並ぶ中、ベストな料理を作って星3つを獲得したRANさんが圧勝。スパイス捌きに関してはやはり女性陣が強かった(笑)(RAN1勝)
「くにとりっ」デッキ構築型カードゲームという新たなジャンルを開拓したゲーム「ドミニオン」。これを鈴木銀一郎がアレンジして、戦国武将の女体化萌え絵のテクスチャーを貼り付けたらこうなりました、というゲーム(笑) 大きな違いはアクションの後に「合戦」フェイズがあり、出したカードの戦力を使って他プレイヤーを攻撃することができるということだ。ここで勝てば得点カードを(サプライから)獲得でき、これが主要な得点源になっている。戦力差に応じて高得点のカードが得られるので、防御側にとっても戦力は高いに越したことはない。
まずいきなりの6人プレイで、ルールの説明も混乱していたのに反省。慣れていない人にはわかりにくかったと思う。その上で、ゲーム自体はなかなか良かったと思う。それなりに時間はかかったがテンポは良かったし、「少し重い環境でのドミニオン」といった感じだった。展開としては早めに資金を調達し、武将を得たプレイヤーが合戦で得点を稼ぐ中、出遅れたプレイヤーは防御のために兵力を購入し、資金が貯まらない悪循環に陥っていたようだ。得点がドミニオンより派手なので、多少のマイナス得点はあっても強力なカードを購入し、武将と攻撃体制を揃えるのが基本だろう。逆に名城もなかなか強力だったので、防衛的な構成も試してみたいところだ。ベストな人数はやはり4人くらいだろう。シビアな設定だが、第一印象よりはしっかりしたゲームだった(笑)(黒N1勝)