エムブリオマシンRPG

日曜日。最近月一で参加しているコンベンションに今回も行ってきた。最近はTRPGの話題は触れないようにしているが(シナリオや、他の参加者が良い悪い、という話になりがちなので)、コレに関してはほとんどボドゲなので問題あるまい(笑)。ルールが発売されたのは1年以上前だが、今回初プレイなので感想など。
タイトルからもわかる通り、このゲームはロボットを操って戦うゲームだ。今回はプレイヤー3人で1人1機、マスター側が3機という形だったが、対戦だけを目的とするなら2対2のチーム戦にもできる。昔のバトルテックのようなマップ上で(スクエアマップだが)ドンパチするSLGライクなゲームだ。
このゲームの特徴的なルールは、毎ターンの行動をあらかじめ決めて(プロッティング)おき、一斉に公開して処理するところだ。2行動をまとめてプロッティングし、移動先の座標や目標、使う武器まで決めておく。当然相手の挙動は公開までわからないので、射撃しようとしたら射程内に目標がいなかったり、殴ろうとしたら先に敵の攻撃で武器が壊されていたりする。相手の行動を読みながら、こちらのプロットを考えるのが面白いゲームだ。
今回自分が選んだ機体はルー・ガルー。重量級の白兵戦が得意な機体だ。他の味方が中、長距離の得意な機体なので、クロスレンジで引っ掻き回す役を選んでみた。
模擬戦を経験したあとに本番。敵の隊長機は長距離の得意な重量級。特にレールガンの威力が怖いので、真っ先に突っ込んでみた…ら、えらいことになった(笑) 移動先がその隊長機と同じで激突したり、周囲の護衛にタコ殴りにされたり。虎の子のパイルバンカーを失って満身創痍に。仕方ないので、せめて相打ちを狙おうとがむしゃらに突っ込んだらこれが良かった。接近戦で敵を切りまくり、激突を狙った移動や突撃で身を削りながら敵を落とし、なんとか生き残ることができた。
TRPGとしては淡白過ぎるルールやキャラクターで、ルールブック自体も地味な感じ。正直一発ネタの地雷ゲーと思っていたが(笑)、これはなかなか面白い。敵から武装を剥ぎ取って強化するルールも楽しいし、是非続けて遊んでみたいと思った。
ただし、完全な対戦型ボドゲなので、人を選ぶのは間違いない。逆に今度は、ボドゲのメンバーで遊んでみるか(笑)