ヤギ戦争

続いて遊んだのは、メビウス便で話題になっていたヤギ戦争。こちらもちょっと変わったトリックテイキングゲームだ。
カードは1〜50の数字カードで、スートは無し。6ニムトのようにヤギの首マークがカードに並んでいて、こちらが得点になる。10刻みで色違いの、ヤギの首が多いカードがあるのもニムトに似ている感じ。
ゲームは8トリックで、数字が多い者がトリックを取るという単純なもの。しかしここに、勝利条件を決める島カードが入ってゲームが面白くなる。最初の4トリックでは、最小のカードを出したプレイヤーは島カードを引く。これには大小2つの数字があり、どちらを使うかを決定する。島カード4枚でヤギの島が完成するが、この数字の合計が、このゲームでの得点の上限になる。上限を越えたら当然バースト、無得点となってしまう。手札に合わせて上限を操作しながら、程よく得点を取らなければいけないというわけだ。
簡単ルールで楽しめながら、駆け引きも楽しいという良ゲーム。プレイ時間もごく短いので、待ち時間や息抜きに最適な感じ。今回のゲームの中では最も高評価。