バン

全員揃ったので次に遊んだのは「バン」。保安官と無法者がお互いを倒そうと銃を撃ち合う、西部劇風カードゲームだ。このゲーム、最初にキャラカードと役割カードが配られる。キャラカードでライフと特殊能力が決まり、役割カードで保安官やその助手、無法者などの立場が決まる。そして面白いのは、保安官以外は正体が分からないというところだ。
お互いの正体が分からないまま、保安官側は無法者の全滅を、無法者は保安官を倒すことを目指す。これに似たシチュエーションのゲームに「シャドウハンターズ」があるが、こちらには正体を確認するカードなどは無い。公開されている保安官との関係で、お互いの正体を推理しなければならない。
要するに、「撃ってみて反応を見る」「倒して正体を確認」するしかないのだが、この辺りのアバウトさは西部劇らしい、と言えるかも知れない。
またキャラクターは公開されているので、その特殊能力との兼ね合いで様々なシチュエーションが生まれるところが面白い。一時期ハマって遊びまくっていたが、大人数で集まることが減ったこともあってしばらくプレイしていなかった良ゲームだ。
基本セットで1回、追加セット「ハイ・ヌーン」を入れて1回遊び、どちらも勝ち組に入ることができた。保安官は均等に敵を攻撃することが、無法者は保安官に攻撃を初めるタイミングを見極めることが、このゲームで勝ち残るコツだろう。(1ゲーム目.保安官勝利 YOU-YA ゆう/2ゲーム目.無法者勝利 YOU-YA ゆう きりすき)