フォレヴォレ

ネット上で評判が良かったので購入してみた、ダイスを使った疑似競りゲーム。
ラウンドの最初にオープンされた得点カードを見て、プレイヤー全員が今回出せるダイス合計を宣言する(このとき使用するカードとクリップが面白い)
宣言の高いプレイヤーからダイスを振る。使用するダイスは8面、10面、12面の3つ。この合計が宣言以上ならカードが取れるが、失敗しても2回までは振り直すことができ、その回数によって入手できる得点カードの枚数が異なってくる。ここでカードやチップによって出目を修正できるのがミソ。入手できるカードは多い方が良いが、宣言が低いと他のプレイヤーにカードを取られてしまう。一番宣言が低かったプレイヤーは残ったカードを全部引き取ることになるが、マイナスのカードもあるため特になるとは限らず、またカードが残らない場合もある。時にはカードを1枚だけ取る為に、微妙なコントロールが要求されることもある。
お気楽な見かけとは裏腹に、考え始めると止まらないゲームだ。しかし最終的にはダイスなので、運任せな面もあるあたり、思考と運のバランスの取れた良ゲームだ。カツカツの思考ゲームも良いが、このあたりのバランスの良いゲームが自分の好みには合っている。
今回遊んでびっくりしたのが、初参加のNさん。ゲーム初心者ということで丁寧に解説はしたが、自分も初プレイなので明確に損な場合以外には特に口出ししなかった。しかし競りの宣言はかなり相場を掴んでいたし、マイナス回避など読みの深いプレイが目立っていた。実はかなりゲーム勘の良い人ではないだろうか?(笑) これからゲームにはまってくれると嬉しいのだが(笑)