日曜日ゲーム会

更新をサボっている間に次の日曜日w 今回はC君、ゆう、YOUの3名で開始、後半にDEEが参加した。

[キングダムビルダー]
本日のヘビーローテーションドイツゲーム賞受賞記念&5人プレイ可能なエキスパンションが出たので、安心して購入してみた。
[ドミニオン]作者の新作ということで、注目されていた作品だが、その割にはあまり良い評価を聞いていなかった。実際に遊んでみると‥‥やはり良いゲームだった。確かにドミニオンのようなゲームを期待していると肩透かしを食うかもしれないが。
ゲームに使われるのは4枚のへクスマップと25枚のカード、各色40個の開拓地コマだ。プレイヤーはカードを1枚引き、そこに記された地形に自分のコマを3個配置する。このとき既存のコマに隣接するようにコマを置かなければならないが、該当する場所がないときに限って、離れた場所に置くことができる。ある意味カードの引き運だけに見えるが、微妙な配置の綾がゲームの展開を左右する。隣接する場所を埋めていき、選択肢を縛ることで逆に配置できる場所を増やすことを考えて行かねばならない。
肝心の勝利条件だが、地図上にある城に隣接してコマを置くと3点になる。しかしそれ以外に得点を得る手段が3つ、カードでランダムに決められる。多くの集団を作ったり、特定の地形に隣接させたり、広範囲に広がることで得点できる場合もある。この得点条件と地図によってことなる特殊効果タイルの組み合わせで、毎回展開の異なるゲームを楽しめる。特殊効果だけでなく得点の条件までランダムということで、正直微妙な展開になるセッティングはある。しかし1ゲームの時間は短めだし、順番待ちの間に自分の配置を考えられるのでストレスは少ない。カードの引きに左右される面はあるが、プレイングも重要だ。総じて見るとバランスの良い良ゲームだ。全ての地図と得点条件を試してみたが、まだまだ組み合わせによって楽しめそうだ。(C君1勝、DEE1勝、YOU-YA3勝)

[フレスコ]
参加者が変わったので再びオプション1のみのゲームで。起床時間を調整しつつ、必要な絵の具を買い物や調合で集めていくのが重要だ。目先の利益に気を取られると、あとで後悔することになるw
正直タイル獲得では負けていたが、最後に残った資金で逆転することができた。(YOU-YA1勝)

[コードオブプリンセス]
配置ルールがフレスコにちょっと似たゲーム。しかしこちらはアクションの数ではなく行動順で、しかも5ラウンドと短かいので一手の差が大きな意味を持つ。今回はゆうがプロット公開キャラだったので、そこを基準にゲームが展開した。自分はアリー(全て先制ならボーナス)だったが、結局ボーナスを得られないまま終了。やはり仲間はMPが無いと戦えないなw(C君1勝)

日曜日ゲーム会 その2

プエルトリコDX]
10周年記念の豪華版。コインは金属性、タイルやボードも2倍以上の厚さになり、デザインも一新されて高級感のある作りになっている。追加タイルや[アレアの宝箱]の貴族チップも入って、これ一つで全てのプエルトリコが楽しめる。日本語版には日本語化されたタイルもあるが、これは旧版準拠の厚み&デザインで、追加のタイルは無い。デラックスな感じで遊ぶなら日本語化が必須だろう。
とりあえず3人で通常ルールのゲーム。自分は商館&大小市場の完全商業型。お金は余るがなかなか建物を建てられず、出荷ポイントが稼げず苦労した。最後に4点建物を乱立するが、慌てて効果を間違えるw 同一ポイントだが資金の差で、ギリギリでなんとか逃げ切り勝利。(YOU-YA1勝)

[フレスコ]
絵の修復と言いながら、やってることは早起きと弟子の機嫌をとっているゲームw 行動順がタイルの価格に影響したり、絵の具の調合で色を作ったり、斬新ではないが安定した面白さを持つゲーム。今回はオプション1を入れてみたが、バランスの良い中量級ゲームになった感じ。そのうち別のオプションも入れてみよう。(DEE1勝)

[ボドゲ]日曜日ゲーム会

今回は嫁が出掛けて一人だったのでゲーム会。参加者はKAZ、DEE、YOU-YAの3名。
[ディヴィネーション]
霊媒師世界一を決めるという謎のゲーム。36枚中24枚のカード(4色)を配り切り、順にブレイしていくことで各色の枚数を予想する。これだけだと過去の名作とそっくりだが、途中で手札の半数を隣に渡すこと、そしてカードを出すたびに宣言が必須な予想システムで、全く違ったゲームになっている。簡単なシステムながら、予想や渡すカードによって産まれる駆け引きが面白い。本日の一番人気だ。

[シティタイクーン]
タイルを使った都市開発ゲーム。毎ラウンド6枚のタイルをドラフトし、資金を使って配置していく。タイルは資金や商品、得点を生み出すが、資源として電気や水の供給が必要だ。供給ラインが他プレイヤーのタイルを通るときは費用が必要になるため、配置場所も考える必要がある。
開発のコンボを考えるシステムは面白いのだが、タイルの効果とラウンドごとの差が気になって不完全燃焼な感じ。本日の一番惜しいゲームだw

ZX

新作TCG「ZX」のフリーカードというものを見かけたので手を出してみる。スリーブ必須とはいえ、そのままゲームに使えるカードを無料配布するとは太っ腹だ。やはりゲームは遊んでみないと面白さがわからんしね。
ゲームは対戦型の陣取り的なもので、3×3のフィールドを使用する。自陣中央にブレイヤーエリアがあり、相手ブレイヤーを攻撃してライフを削り切れば勝ちだ。「モンコレ」や「アイオブザジャッジメント」に似た面もあるがそれらよりはかなり軽い印象だ。
特徴的なルールとして「イグニッション」がある。このアイコンを持つカードがデッキに20枚入る。コストの安い軽量クリーチャーばかりだが、このカードはコストを支払い、山からめくって出せれば通常の召喚コストなしで場に出すことができる。手札以外の制圧手段として有効だし、一発逆転の要素もあるが、確率は4割と構築時点で決められている。この辺りをどう活かすかが肝のゲームだろう。
勝ち筋としてはプレイヤーを狙った速攻、盤面制圧、射程持ちの奇襲などか。フリーカードでは癖のあるカードは少ないが、陣取りの駆け引きだけでもなかなか面白そうだ。とりあえず一度遊んでみたい(笑)

あいほんにかえたよ

少し前の話だが携帯を(ようやく)iphoneに変えた。以前からipadは使っていたのでauに対応したときに変えてもよかったのだが、SH03のサブ液晶表示の機能はなかなか捨てがたいものがあったので。しかし通話機能が微妙な状態になり、初期状態に戻したのをきっかけに変更してみた。
アプリはipadのものが流用できるし、スケジュールやメモがかってに連係してくれるのはありがたい。使い勝手も良好で、今の所不満はあまりない。これから長い付き合いになる、といいなあ

日曜日ゲーム会 その2

「ロストテンプル」
カードゲームの名作「操り人形」をデザイナー自身がボードゲームとしてリメイクしたもの。建物を建てる代わりにジャングルを進むレースゲームになっている。役割カードのドラフト部分は「操り人形」とほぼ同じ。選択した役割順にターンが周り、特殊能力を使ったり駒を進めたりできる。
役割は他のキャラクターを指名して位置を入れ替える「呪術師」や、宝石を奪う「盗賊」、持っている宝石を全て消費し、その2倍進める「漁民」など。前作のテイストを残したものから独特なものまで揃っている。
肝心のゲームだが、これは4人で遊ぶゲームではない(笑) 地味な能力と派手な能力が同居していたり、その中でもゲームが進んでいくように調整されていたりと様々な工夫がなされているが、4人では大味な印象がある。これは6人くらいで役割が行き渡るようなバランスで遊ぶものだろう。正直、今回の参加者には合わなかったようだ。(YOU-YA1勝)
「エルダーサイン」
タイトルからもわかるように、クトゥルフ神話をモチーフにした協力型のダイスゲーム。プレイヤーは探索者となってイベントをこなし、旧きものの復活を阻止する。単体では難しいダイス判定もあるが、アイテムでダイスを増やしたり、仲間と協力して出目をキープしたりしてクリアしていく。失敗すると肉体や精神にダメージを受け、0になると脱落する。しかしそこで終わりというわけではなく、別の探索者で続きを遊べるというのはクトゥルフらしいかも(勿論ペナルティーはあるが)。
時間の縛りはあるがこの手の協力ゲームにしては緩やかで、コツコツ簡単なイベントをこなしてリソースを増やし、難しいイベントに挑戦していくようなゲームになっている。ボードゲームというよりは、TRPGの雰囲気に近い感じだ。探索者も肉体と精神、特殊能力等で得意分野が違うので、その辺りを生かして相談、協力していく過程を楽しむゲームだろう。実際のゲームでは、自分の出目は駄目な感じだったがこれはいつものこと(笑) KAZがダイスで活躍し、異世界イベントをうまく生かして比較的楽にヨグ・ソトースを復活前に封印することができた。次はクトゥルフか、最近人気のニャル様か(笑)

「七不思議」
最後に遊んだのは拡張つきの七不思議。今回の文明は「小便小僧」で、リーダーは全ての素材を1コインで購入できる人。ついでに技術アイコンを持つキャラクターを二人も取れたので、完全に緑文明モード。灰色素材だけを揃えてあとは緑の連鎖便り。技術の得点だけで62点を叩き出し、勝つことができた。手軽なゲームながら勝ち筋は多い、やはり名作と呼べるゲームだ。(YOU-YA1勝)

日曜日ゲーム会 その1

最近週末が忙しかったため、お久し振りのゲーム会。前日に話題の同人ゲームがまとめて入手していたので、同人&新作ばかりのゲーム会になった。参加者はKAZ、ネズヲ、ゆう、YOU-YAの4人。
コードオブプリンセス
3DSのゲームとのコラボ的な企画らしい。元ネタをはのまま使えるだけあってイラストは派手で綺麗だ。プレイヤーはその中の一人のキャラクターを担当し、技や仲間カードを獲得しながらバトルで得点を稼いでいく。
ゲームの肝は同時公開型の競り。「技カードの獲得」「仲間カードの獲得」「戦闘の行動順」「攻撃力」の4つに5つのキューブを振り分け、多い順に公開されたカードを獲得したりする。面白いのは戦闘の行動順で、一人一人が攻撃力を出すごとに、その時点でトップのプレイヤーに中間得点が入る。先手を取ってトップを維持すると大量点を稼げるわけだ。実際、中盤までは自分が1位だったのに、最後で最下位から逆転されてしまった。シンプルなルールながら駆け引きや考えるポイントが随所にある面白いゲームだった。(ゆう1勝)
「オートマチックフロンティア」
こちらはカードとチットだけのコンポーネントながら、多くの種類のカードが並ぶ、やや重めなゲーム。プレイヤーは遠隔操作でロボットを操り、火星の開発を行ってポイントを稼ぐ。なんとなくロボラリーを思い出した。
プレイヤーは公開されているイベントに対して、追加のパーツを置くことでチットや得点カードを獲得したり、異星人などのトラブルに対処したりする。3枚のカードを出し、それを順に公開しつつロボットを強化し、イベントを切り抜けていく。しかしプレイヤーの出すカードによってはイベントの進行速度が早くなり、計算が狂うこともあるので注意が必要だ。イベントで獲得したチットで新たな強化パーツを購入して更に進んでいく。正直最初は目先のイベントをこなすのに精一杯だったが、慣れれば得点カードの順位争いなどの駆け引きもできそうだ。その辺りのバランスは「ドラゴンイヤー」に近い感覚かな。(ゆう1勝)
「ヴォーパルス」
去年話題になったドラフト系同人ゲーム。拡張セットと合わせてプレイスペースで販売されたので購入してみた。「七不思議」からの流行であるドラフトルールに、「経年」「前衛、後衛」などの概念を加えたゲームだ。
遊んでみてまず驚いたのは、プレイタイムのバランスだ。5枚のカードをドラフトするターンがわずか4回。実質16枚のセレクトは7不思議よりも少ない(18枚)。この中で駆け引きや発展の面白さを演出しているのは見事なバランスだと思った。
ゲームの肝である経年ルールも面白い。基本的には置いたカードを廃棄していくだけのものだが、それを抑制したり逆手にとるカードを混ぜることで面白い効果を生み出している。得点を稼ぐルート自体はそれほど多くは無いが、争点を明確にしているのでドラフトの狙いが分かりやすい。拡張セットを加えてもそこまでバリエーションが多い訳ではないが、綺麗にまとまった作品だ。この日遊んだ中で唯一(一通り遊んだあとで)2回遊んだゲームだ。トレカ好きにお薦めしたい良作。(ネズヲ1勝、YOU-YA1勝)